土居の映画寄稿⑮「PERFECT DAYS」

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皆さんこんにちは、土居です!

先日、またしても映画を鑑賞してきたので報告させて頂きます!

今回鑑賞してきたのは「PERFECT DAYS」です!

 

主演:役所 広司さん、監督:ヴィム・ウェンターズさんの日本とドイツの合同映画です。

東京都内で公共トイレの清掃員として働く中年の男性:平山さん のなんの変哲もない日常を描いた映画です。

平山さんは毎日朝7時に起き、身支度をして、同じ缶コーヒーを飲み

仕事場までの道のりを古いカセットテープで音楽を聴きながら走る、

黙々とトイレ清掃の仕事に励み、お昼ご飯は神社でサンドイッチを食べ牛乳飲み、

気に入った景色を写真に収める、そして仕事が終わったら銭湯に入り、

いつも通っている居酒屋で夕食をとって、文庫本を読んで寝る。

そして新しい朝を迎え、再び仕事に出かける・・・。

休日は平日に撮った写真を現像し、清掃着をクリーニングにかけ、

新しい文庫本を買いに行き、夕方になったら美人な女将さんが働くスナックで晩酌をし、

家に帰ったら文庫本を読み、就寝する。そしてまた仕事が始まる・・・。

 

本作はそういった感じで、本当になんの変哲もない平山さんの日常を淡々と描かれていきます。

でもその淡々とした日常の中でも、困っている人を助けたときにもらえる「ありがとう」の言葉や

職場の同僚の恋路を応援といった、小さな幸せとの出会いをを楽しんでいるのです。

そんな平山さんの人生は決してつまらないものではなく、平山さんなりの生活のルーティーンがあり、

その中から平山さんが選び取ったもので充実した人生を送っている。

「その人にとっての幸せ」とは、家族を含めた他人が決めるものではなく、

その人生を生きる「本人」が見つけ、定義するものなのだ、ということをこの作品をみて改めて認識することができました。

 

でも、そんな平山さんも決して完璧な人間ではなく、

同僚が突然仕事を辞めて同僚の分の仕事もこなさなくてはならなくなったり、

突然家出をした姪っ子が訪ねてきて、職場に連れて行かなければならなくなったり、

密かに思いを寄せていた女将さんが元旦那さんと抱擁している場面に遭遇して動揺したりと

日常生活で発生するイレギュラーで動揺したり、振り回されたりしてしまいます。

その際に垣間見える、平山さん自身の過去や人間臭さが平山さんという人物にも

その人生を生きてきたというバックボーンが見えてくるんです。

 

そして、映画のエンディングでは、また新しい朝を迎え

職場に向かう平山さんのシーンが数分流されて、映画は幕を閉じるのですが、

その際に見せる、平山さんのありとあらゆる感情が入り混じった表情に全てを持っていかれてしまいました。

いつも何気なく接している人にも、人生があり、楽しかったこと、辛かったこと、将来への希望や、過去への後悔

たくさんの感情が渦巻いている、でもそれをどうにか理性で抑えこんで、

社会人の一人としてしっかりと生きているんだな、と考えると胸が締め付けられる思いでした。

このシーンについては本当に「役所 広司」という俳優さんの凄さをダイレクトにぶつけられたと思います。

本作を見て数日経ちますが、未だにこのシーンがふとした瞬間に

脳内にフラッシュバックして思い出して、涙腺が緩みそうになってしまいます。

 

 

僕もこれからの人生を生きる上で、後悔しない選択を、何気ない日々の生活で出会う「小さな幸せ」を大事にしていきたいと思いました。

 

 

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