土居の映画寄稿③「生きる LIVING」

皆さんこんにちは!土居です!

 

先日、またしても趣味の映画鑑賞をしに行って来ましたので、作品を紹介しちゃいます!

今回観てきたのは「生きる LIVING」です!

 

この作品は日本が誇る名匠黒澤明監督の「生きる」のイギリス版リメイクになります。

御年73歳の名優ビル・ナイさん主演・日系イギリス人でノーベル文学賞受賞者のカズオ・イシグロさん脚本となります。

仕事一筋に生きてきた男性ウィリアムスが末期がんで余命宣告を受け、

残された時間の中で自分の人生と向き合い、「生きる」とは何なのか?その答えを探すお話です。

率直な感想ですが、僕はオリジナル版(黒澤明版)の「生きる」を履修せずに本作を鑑賞したのですが、

非常に感動しました・・・!現状個人的な今年No1の作品です・・・!

特に仕事だけに生き、これといった生きがいも趣味もない、妻には先立たれ、息子夫婦からは冷たく扱われる・・・

しかも仕事も最低限はこなすが、面倒ごとは後回しにしている・・・

見た目はハリのあるスーツを身にまとい、いかにもクールでカッコいい英国紳士然としていますが、

その実、思いのほか充実した人生を歩んできたとは言い難いのです。

本作の肝はそこにあって、余命を知らされたウィリアムスさんが自分の人生を振り返って

このままではヤバイと思って残りの人生を華やかに過ごそうとするのですが、

遊び方が全く分からない、パリピに連れられてクラブに行っても何となく座って酒を飲むだけ・・・

挙句、息子ともろくに話さないから、父親の明らかな様子の変化にも全く気付いてもらえない、

それどころか余命宣告をされたことを伝えるのにも鏡と向かい合ってぎこちなく練習せざるを得ないのです。

(ここのシーンでの主人公の悲壮感たるや・・・本当に見てて辛い・・・)

 

「生きることなく人生を終えたくない」

自分の人生に意味を持たせるためにウィリアムスさんは残り少ない人生を懸命にもがき生き切ろうとします。

ちっぽけな自分が成し遂げられることはたかが知れているかもしれない

でも情熱を持ち、必死に生きた証は何かしらのカタチで残り、残された人たちに引き継がれていく。

懸命に走りぬた人生には必ず意味が宿る。それが「生きる LIVING」ということ。

 

「最期を知り、人生は輝く」

この映画を観た後、きっと自分の人生観や自身の生き方にいい影響をもたらしてくれることでしょう。

 

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